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オークマの技術 知能化技術
- どなたでも安心して加工に集中
- 自動運転、手動運転を問わず、あらゆる場面での衝突を防止します。
衝突によるリスクから機械を守り、お客様にぶつからない安心を提供します。
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- 自動運転時の衝突防止
- NCプログラムを先読みしNCに設定された原点補正値・工具補正値を加味した軸移動指令に対して干渉をチェック。衝突発生の手前で軸移動動作を一時停止します。
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- 手動操作での衝突回避
- 段取作業時の手動運転でも衝突が発生する寸前で機械の動作を停止します。
作業者はぶつかる心配をせず作業に集中できるため、加工準備時間を大幅に短縮できます。
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- ワークの削り取りもリアルにシミュレーション
- 加工中のワーク形状も正しく表現して干渉チェックを行います。
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- 「機械停止時間」の削減
- 主軸やタレットの接近時に、オペレータが都度行っていた干渉チェックを削減。初品加工時間を短縮します。
- 安心して使える充実の機能
- 段取情報を簡単入力!簡単モデリング機能
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- 1.機械(設定済み)
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- 機械の3Dモデルが登録済
- 起動時に自動的に選択設定
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- 2.チャック(治具)を選択
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- 標準チャックの3Dモデルが登録済
- 登録済の3Dモデルから選択入力
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- 3.工具を選択
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- 標準工具の3Dモデルが登録済
- 登録済の3Dモデルから選択入力
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- 4.素材を入力
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- 基本形状を対話入力
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工具の3Dモデルは、弊社Webサイトokumamerit.comオークマプレミアムネットからのダウンロードも可能です。
ご利用にはプレミアムネット会員登録(無料)が必要です。
適用事例
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- 刃物台旋回・移動時の衝突回避
- 刃物台旋回・移動動作による、長尺工具の予期せぬ衝突を回避することができます。
オペレータは安心して加工確認に集中できます。
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- 生爪成形時の干渉チェック
- 爪は治具モデルのため、通常、生爪成形時のアンチクラッシュシステム適用はできませんが、爪形状を素材モデルとして定義することで、アンチクラッシュシステムを適用することができます。
- ご注意
- アンチクラッシュシステムはOSP内部に持った機械構造物、工具、治具、素材の3Dモデルに基づき衝突を検知するシステムです。よって、入力される工具、治具、素材の形状が実際の形状と異なっていると、衝突の検知が正しく行われません。また、衝突検知の対象となるユニットや動作制限が出る場合があります。