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ねじピッチを維持したまま
加工中の条件変更が可能に

主軸回転速度可変ねじ切り機能

主軸回転速度の変化に対して送り軸が完全同期。
ねじ切り中に主軸回転速度を変えてもねじピッチ精度が維持されます。

  1. 生産現場の課題
    ねじ加工条件の最適化が難しい
    • ・ねじ加工時のびびり対策で加工途中に回転速度を変更すると、ピッチにズレが生じ、形がくずれる。
    • ・長尺ねじの加工条件の実機での最適化が難しい。
    • ・ねじ加工の途中で回転速度が変えられないので試切削ができない。
  2. 導入メリット
    試切削をしながら
    最適条件を決められる
    • ・ねじ切り加工中に主軸回転速度を変更しながら
      最適条件を設定できます。
    • ・荒引きと仕上げで主軸回転速度を変更することが可能です。

加工中のオーバーライド変更で生産性アップ

主軸位相とZ軸位置を確認(同期)し、主軸回転速度の変化にZ軸位置を追従させ、ねじピッチを保ちます。びびりが発生した際に加工条件(主軸回転速度)を下げたり、加工条件に余裕がありそうな時は加工条件を上げるなど、加工の途中にねじピッチ精度を保ちながら、主軸回転速度の変更が可能です。

主軸回転速度可変ねじ切りイメージ
プログラムが難しい
可変ピッチねじを簡単加工

可変ピッチねじ切り機能

ねじ切り加工において1回転毎に
ピッチを定量増加・減少させることができます。

  1. 生産現場の課題
    可変ピッチねじの加工が難しい
    • ・ウォームねじのような一定量でピッチが変化するねじ切り加工ができない。
    • ・可変ピッチねじ加工のプログラム作成が難しい。
  2. 導入メリット
    ねじ切りサイクルのように
    加工が可能に
    • ・通常のねじ切り加工と同じ指令方法に増減量を指令するだけで簡単に可変ピッチねじの加工が可能となります。

可変ピッチねじのプログラムをかんたん作成

通常のねじ加工のプログラムに1ピッチあたりのピッチ変化量を指令するだけで、可変ピッチねじの加工プログラムが作成できます。 通常のねじ加工と同様に、垂直に切り込む以外にも、テーパ方向の切り込みでもサイクル加工が可能です。

可変ピッチねじ切りイメージ
面倒なねじ再加工の
位相合わせを簡単に

ねじ切り位相合わせ機能

加工済みねじに対し、目視でバイト位置を合わせるだけで
簡単に加工を再開できる機能です。

  1. 生産現場の課題
    ねじの位相合せが難しい
    • ・再加工や焼入後の仕上げ加工で位相合わせが難しい。
  2. 導入メリット
    ねじ加工の位相合わせが簡単に
    • ・一度チャックから取外したり、別の機械で加工したねじの再加工時の位相合わせが簡単になります。

ねじ切り開始位置を簡単設定

加工済みねじの加工開始位置に手動で刃先を合わせて設定するだけで加工を再開できます。

位相合わせ時のイメージ