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ニュースリリース
2020/10/09
「チタン合金の切削加工における工作機械因子が工具寿命に与える影響」研究者が
2020年度(第16回)精密工学会技術奨励賞を受賞
「チタン合金の切削加工における工作機械因子が工具寿命に与える影響に関する研究」の論文で、弊社研究開発部に所属する社員が2020年度(第16回)精密工学会技術奨励賞を受賞しました。
精密工学会技術奨励賞は、精密工学分野において顕著な業績をあげた独創性・将来性のある企業等の新進気鋭の研究者、技術者に対し、その努力と精進に報いるとともに、旺盛な研究意欲を高揚させることを目的として贈賞されるものです。
受賞題目
チタン合金の切削加工における工作機械因子が工具寿命に与える影響に関する研究
受賞者
・藤瀬 憲則
この研究は、工具寿命に影響を与える工作機械因子として、切削点に近い工作物の把持剛性および工具の支持剛性に着目したものです。工具の支持剛性を最適化し、独創的な板ばね構造ミリング工具を開発いたしました。本技術により、複雑な機構の高価な工具でなくても、工具寿命を延ばすことが可能です。
主に難削材料を加工する航空宇宙や医療分野のお客様を中心に、生産性向上やコスト低減に役立てていただける技術です。