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ニュースリリース
2019/11/15
より長時間の自動化・無人化を実現
次世代ロボットシステム「ROIDシリーズ」の新展開
オークマ株式会社は、2018年に発表しました次世代ロボットシステム「ARMROID」と「STANDROID」の機種展開及び機能・性能の向上をいたします。
JIMTOF2018で発表した「ROIDシリーズ」は、省スペースかつ専門スキル不要で導入できる自動化システムとして、大きな反響をいただいてきました。
この度、企業規模の大小を問わず、また様々な業種の幅広いユーザ層に対し、導入が容易で多様な自動化システムを提供するため、バリエーションを拡充し展開いたします。
① 新型ロボット開発で「ARMROID」を複合加工機へ展開、フランジ形状ワークにも対応
新型ロボットを開発し、可動範囲・可搬重量の仕様強化で対象ワークの適用範囲を一気に拡大。
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複合加工機「MULTUS B250Ⅱ」との融合を実現しました。複合加工機と多関節ロボットの完全融合は世界初となります。
MULTUS B250Ⅱ ARMROID
- ワーク可搬重量
- 10kg (従来機比2倍)
- 最大ワーク寸法
- ø80×L 480mm (従来機比25%アップ)
- フランジ形状ワークへの対応も可能。
5時間程度の自動連続稼働が可能なワークストッカ対応。径ø150mm、厚み30mmのワークが50個ストック可能。
② 「STANDROID」の機種展開および周辺装置の機能拡張を加速
- 立形マシニングセンタへの展開
- 旋削機能付きを含む同時5軸制御立形マシニングセンタへの展開
- 拡張機能を有した周辺装置の拡充で、さらに自動化を促進
表裏2工程の自動化対応が可能なワーク反転をはじめユーザニーズに適した自動化システムを構築可能
③ ロボット簡単操作ツール「ROID Navi」で、多彩な機種展開や周辺装置にも対応
周辺装置の組み合わせによる複雑なロボット動作においても、導入初日から安心して操作が可能。
また、急なワーク変更に対しても、すぐに自動化連続運転の立上げが完了でき、システムインテグレータへの依頼は不要。
- ガイダンスに従って、始点・終点の入力だけでぶつからない最適動作経路を自動生成。
専用スキル不要で簡単にロボットプログラムを作成可能 - パルスハンドル操作など工作機械と同じ操作感で使用できるロボット操作系