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高速・コンパクトな横形マシニングセンタ
MB-5000Hを開発 - 2009/10/23
自動車部品やIT製品などをはじめとする工業製品において、軽量化・効率化の高い要求をうけて、
その素材も非鉄化や精密化が進んできました。オークマではこれら非鉄素材やネットシェイプの
加工に最適な、軽快で生産性の高い横形マシニングセンタ MB-5000H を開発しました。
MB-5000Hは500×500のパレットサイズで、主軸テーパNo.40の構成とし、高速化と
省スペースで中・量産部品加工における生産性向上を実現します。高速化では送り軸(Y軸、Z軸)
の加速度を40%向上、ATC・APC時間を20~30%短縮しています。またスペースもATCマガジン、
制御箱、チップコンベアなどを最適配置、間口2.6m 奥行4.6mとコンパクトです。使いやすさも
追求し、旋回可動式操作盤を左側へ配置し加工室の視認性がよく、ATCマガジンも機械正面向き
として工具準備の作業性も良好です。
オークマの知能化技術サーモフレンドリーコンセプト適用で抜群の安定精度、時間を無駄に
しないでコールドスタートができます。
サーモフレンドリーコンセプト適用で抜群の安定精度
経時熱変位 10μm以下(実績値)
また、新開発の加工ナビも搭載可能、機械や加工で異なる最適な加工条件を機械自身が探索する
操作支援機能です。
MB-5000Hは高速・コンパクト・高精度を従来にない高い次元で実現した横形マシニングセンタです。
横形マシニングセンタ
MB-5000H