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サーモフレンドリー
コンセプト
2001年度に初めてサーモフレンドリーコンセプトを採用した立形マシニングセンタMB-46Vを発表して以来、開発を続けること19年。出荷累計50,000台を達成しました。
温度変化に対する高い寸法安定性にお客様からもご好評いただき、これまでに120機種に適⽤しました。
立形マシニングセンタMP-46Vでは、経時加工寸法変化5μm(室温8℃変化時)を達成。また主軸回転速度が頻繁に変化する加工においても、主軸の熱変位を正確に制御します。
CNC旋盤LB3000EXⅡでは経時加工寸法変化ø5μm(室温8℃変化時)を達成。長時間の連続運転や工場の環境温度変化にも抜群の寸法安定性を発揮します。
- 熱変形の
単純化構造 - 左右均等な構造や単純なブロックを積み上げた構造のコラムを採用し、機械を素直に変形させ、複雑なねじれや傾きを抑制するとともに熱変位を予測可能な状態とします。
- 温度分布均一化の
設計技術 - カバーや制御箱の配置を含めて、温度の伝わり方が均等になるようにしています。
- 高精度な熱変位
制御技術 - 自社開発の制御装置OSPが室温変化はもちろんのこと、回転速度が頻繁に変化する場合の主軸熱変位や、切削液の温度により変化する熱変位なども正確に制御します。
抜群の寸法安定性により、朝一番に寸法確認をすれば、周囲の温度変化や機械の一時停止後も工具補正作業は不要です。
テーブル位置に合わせて熱変位制御をすることで、ワークの取付位置による寸法誤差を低減。多数個取りでも加工寸法精度が向上します。