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ニュースリリース

2017/06/16

金型、自動車部品の生産性を革新するレーザ応用技術の展開

超複合加工機LASER EXシリーズに加え、レーザ応用技術の展開として、強い市場要請があった自動車用プレス金型と、量産部品加工用に焼入れ工程を集約する適用開発を、門形マシニングセンタ並びに2サドルCNC旋盤で進めていきます。

大型プレス金型部品においては、切削と焼入れを一台で完遂する門形マシニングセンタを開発しました。アタッチメント式のレーザ熱処理ヘッドを新開発し、MCR-BⅢに搭載。NC制御で均一な焼入れが可能で、金型の載せかえがなくリードタイムを大幅に短縮します。

量産部品加工においては、レーザ熱処理刃物台を開発、2サドルCNC旋盤LU3000 EXに搭載することで、熱処理工程を量産加工ラインに組み込むことが可能になります。わずか2分で均一な部分焼入れができ、焼入れ後のハードターニングによる仕上加工工程も1台に集約でき、リードタイムもライン長も大きく短縮することができます。

また、LASER EXシリーズでは、新たに5軸立形マシニングセンタベースの「MU-8000V LASER EX」、複合加工機ベースの「MULTUS U4000 LASER EX」を開発し、シリーズを拡充致しました。